『にき鍼灸院』院長ブログ

不定期ですが、辛口に主に鍼灸関連の話題を投稿しています。視覚障害者の院長だからこその意見もあります。

2025-01-01から1年間の記事一覧

第53回日本伝統鍼灸学会報告記、視覚障害者支援委員会が初の実技セッションを担当

「世界に羽ばたく日本伝統鍼灸 ~学理と術技を未来に託す~」をテーマに、2025年10月11日から12日にかけて第53回日本伝統鍼灸学会学術大会が東京で開催されました。今大会はちょっと準備が違っていて、東洋はり医学会主観で行われました。賛助団体の視点から…

わたshiga輝く国スポ・障スポ2025、スポーツマッサージボランティアでかかわらせてもらいました

“わたSHIGA輝く国スポ・障スポ”ということで、1981年の“びわこ国体”から44年ぶりに国民スポーツの祭典が2025年に滋賀県で開催されました。2025年10月26日のボウリング競技で、スポーツマッサージのボランティアにかかわらせてもらったので…

還暦宣言

私が滋賀県立盲学校の学生だった頃、還暦で定年退職間近の教員は「おじいちゃん」「おばあちゃん」と映っていました。初老という風貌であり、小学生だとまさに祖父母の年齢ですから、仕方ない面はあります。ところがところが、その年齢に自分がなってしまう…

2025年の参った積雪の話

2024年から2025年に掛けての冬は、「10年に一度の寒さ」という大寒波が四度も到来するという、「なんじゃそれは」状態でした。甲子園の高校野球では「これは10年に一度の選手です」といいながら毎年大注目の選手が出てきますが、「10年に一度の寒…

瀉法について、あれこれ

昨年の「院長ブログ」は、伝統鍼灸学会の理事会へ向かう新幹線の中で執筆したものばかりになっていましたが、年が変わってもまた理事会で東京へ向かう新幹線の中での執筆からスタートになりました。 理由については何度も書いていますが、2023年の12月から…