『にき鍼灸院』院長ブログ

不定期ですが、辛口に主に鍼灸関連の話題を投稿しています。視覚障害者の院長だからこその意見もあります。

2012-01-01から1年間の記事一覧

接点復活

それは昨年(2011年)の大掃除を鍼灸院でしていた時でした。割と暖かだったのでほこりがこもらないように開けられる窓やドアは全開にしながら掃除をしていたのですけど、そろそろ仕上げ段階なので玄関のスライドドアを閉めようとしました。 普段は院長自らは…

モバイルルータに感じた不満から、一貫性のある医療を考える

「なんでこんな便利なこと、今までやらなかったのだろう」と低価格でのモバイルルータ導入に成功、しかもLTEですで報告したように、外出先でのインターネットライフが定着してしまいました。 本題は後半にあるのですけど、まずはどれだけモバイルルータだけ…

鍼灸師の夢を語れ!二木清文編

滋賀漢方鍼医会では、近年四月に行われる通常総会の後に「鍼灸師の夢を語れ!」というテーマで入会から間もない会員を中心に、20分ずつくらいで三人ほどに話をしてもらっています。鍼灸師を目指そうとしたきっかけは人それぞれであり、夢を描いてこの世界へ…

第40回日本伝統鍼灸学会へ参加しての所管

2012年10月27日(土曜日)から28日(日曜日)にかけて、日本伝統鍼灸学会の創立40周年記念学術大会に参加してきました。途中で何度か都合で参加できなかった年はあるのですけど11年連続での参加であり、通算すると15年は参加を続けています。 今大会は40周年…

低価格でのモバイルルータ導入に成功、しかもLTEです

今回は仕事面より趣味の範囲の方が色濃いのですけど、低価格でのモバイルルータ導入に成功したので報告してみたいと思います。テザリングのできるスマートフォン花盛りですけど、用途によっては「このようなやり方があってもいいのでは?」というところです…

漢方鍼医会20周年記念大会レポートその6、「取穴書」について(後編

漢方鍼医会20周年記念大会レポートは第六弾で、「取穴書」の総まとめ後編であり、これが本当の最終回です。 検証合宿のことを全て再現しているといつまでも終わらず本体より大きなサイズになってしまいますし、どこが「取穴書」本体を読みこなし活用するため…

漢方鍼医会20周年記念大会レポートその5、「取穴書」について(中編

漢方鍼医会20周年記念大会レポートも第五弾で、「取穴書」の総まとめ中編です。秘話ではないのですけどあれもこれもエピソードというか製作過程を書き残しておかないと、次の改訂で本当の価値が失われないようにと思って書き続けていたなら、やはり文章量が…

漢方鍼医会20周年記念大会レポートその4、「取穴書」について(前編

漢方鍼医会20周年記念大会レポートも第四弾で、最終話となります。最終話は「取穴書」に関して総まとめを書いていきます。けれど文章の長さから今回は前編の記載となります。 何せこの「取穴書」の業務のため、特にこの一年間は睡眠時間を削り時には体調を崩…

漢方鍼医会20周年記念大会レポートその3、番外編でしょうこれは

漢方鍼医会20周年記念大会レポートも第三弾となり、「まじめ」モードはひと休みして今回は裏話モード一色で書いてみます。といっても、「そんなこともあったのね」くらいで仰天するような裏話はないのでありますけど。 点訳作業が、まぁ大変 点字を扱える人…

漢方鍼医会20周年記念大会レポートその2、講義内容を追いかけてみる

漢方鍼医会20周年記念大会と第18回夏期学術研修会のレポート第二弾となりますが、夏期研の中身について「取穴書」の部分を割愛して書いてみたいと思います。「取穴書」については、最後にまとめて裏話を含めて書きます。 『これからの漢方はり治療」 ー 証決…

漢方鍼医会20周年記念大会レポートその1、まずは客観的報告と全体的

個人的には「遂に」というか「やっと」というかの感慨を持って、2012年8月25日(土曜日)から8月27日(月曜日)までの三日間、漢方鍼医会20周年記念大会と第18回夏季学術研修会が東京で開催されました。まずは客観的な報告から。 8月25日は「漢方鍼医会20周…

医事寸言(後半)、漢方鍼医会アプリを発明したい

この文章は2012年02月12日に行われた、漢方鍼医会本部における月例会での朝の挨拶「医事寸言」を録音から原稿化し加筆したものです。今回は後半です。 本部理事 二木 清文 このようにしてiPodを活用しているのですが、このiPodを作っているアップルのスティ…

医事寸言(前半)、情報は選りすぐらねばならない時代

この文章は2012年02月12日に行われた、漢方鍼医会本部における月例会での朝の挨拶「医事寸言」を録音から原稿化し加筆したものです。今回は前半部分です。 本部理事 二木 清文 皆さん、おはようございます。ちょっと「あけましておめでとうございます」とい…